SGT-Meter6の説明 〇起動 電源を入れると電源電圧と自動セットの待ち時間設定を2秒間表示します。 パソコンと接続している場合、この間にBTN1を押すとDFUモードへ移行しUSBメモリとして認識されます。 意図せずDFUモードへ移行した場合は操作を受け付けなくなるのでリセットしてください。 〇LCDの表示  上左:PCのTA値をリアルタイムで表示  上中:[PCのTA値]-[基準TA値]  上右:状態表示     *:低感度モード     a:自動TAセット有効     c:TAカウント有効     !:TAカウント中断     SET:TAセット実行中  下左:基準TA値(セット位置のTA値)。教会メーターのTA値はこの値  下中:感度  下右:TAカウンタ  BTN4を押している間、電源状態を表示します。 〇各ボタン  Reset:マイコンリセット  BTN1:TAセット実行  BTN2:自動TAセットの 有効/無効 切替  BTN3:TAカウントの 有効/無効 切替  BTN4:押している間は電源状態を表示  BTN5:通常モード/低感度モード切替  BTN6:TAカウンタをクリア  BTN7:TAカウンタを履歴から前のカウント値へ戻す  BTN8:TAカウンタを履歴から次のカウント値へ進める  BTN9:オプション、TAセット実行(フットスイッチ等の引き出し用)  (BTN4を押しながら)  BTN6:自動TAセット待ち時間を0にする  BTN7:自動TAセット待ち時間を減らす  BTN8:自動TAセット待ち時間を増やす 〇ロータリーエンコーダー  感度を設定(0.01~128) 〇TAセット  BTN1を押すとメータの針がセット位置へ移動します。  LCDへ0.5秒ほど「SET」と表示します。  実際の処理時間はきわめて短い時間で、その間Raspberry Pi PicoのLEDが点灯します。 〇自動TAセット  BTN2の操作により自動TAセットの有効/無効を切り替えます。  有効な場合は針が一定時間連続してスケールの範囲を超えた場合にTAセットを実行します。  自動TAセットを実行するまでの待ち時間のデフォルトは0.5秒です。 〇TAアクションのカウント  BTN3の操作によりTAアクションのカウントの有効/無効を切り替えます。  有効な場合はTAセットによって基準TA値が下がった場合に差分をTAカウントとして積算します。  1秒間にPCのTAが0.8以上変化した場合、カウントを中断します。  BTN1を押しTAセットを実行するとカウントを再開します。 〇TAカウントの履歴  BTN1の操作または自動TAセットの実行によってTAアクションがカウントされた場合、  TAカウント値を履歴へ保存します。(履歴数20)  BTN7、BTN8を使用して保存されたカウント値へ戻すことができます。 〇低感度モード  BTN5の操作により通常モードと低感度モードを切り替えます。  フローティングTAなど一時的に針の動きを鈍くしたい場合の利用を想定しています。  通常モードとは感度設定を別々に管理しているので、通常モードに戻すと感度設定も戻ります。 〇その他 ・PCのTAが6.45以上の場合、缶を手放していると判断し、メーターへの出力を停止します。 ・パソコン等とUSB接続している場合にBTN4を押しながらリセットすると、USBシリアルを有効化しデバッグ情報を出力します。